Walkera 5#8 参考資料
メインフレーム、スワッシュプレート、ローターヘッドがメタル製の「Walkera 5#8」の参考資料です。

例によってそれなりの初期整備が必要ですが結構安定しています。「Walkera 5#5B」と同程度の安定性があり狭い室内でも『対面飛行』や『8の字旋回』が可能です。

バッテリーはLi-Poの7.4V 800mAですがRobins22と同程度の飛行時間です。(約10分程度)

ギヤーの噛合いなども調整しましたが他の機体に比べて飛行音が大きいようです。キャノピィでの共鳴も影響しているようでキャノピィに穴をあけることである程度音を小さくすることができました。

いつもの癖で早速、機体の改造(改悪?)を行いました。ポイントのみ記しておきます。

* モーター2個にコントローラ保護用の「ポリスイッチ」を取付け。
* バッテリーホルダに滑り止めとしてマジックテープの取付け。
* 騒音対策としてキャノピィに4ケ所の穴あけ。
* 騒音対策としてテールトラスに6ケ所の穴あけ。

その他、プロポを分解してラダー用ボリュームのトリムレバー位置を調整しています。


【注意】


「ポリスイッチ」は【過電流・過熱保護素子】で周囲温度が上昇すると保持電流は低下してしまいます。

ポリスイッチ(RGEF300)は周囲温度25℃で保持電流3.0A(トリップ電流6A)ですが周囲温度が70℃になると保持電流2.0A(トリップ電流4A)になってしまいます。

すなわちポリスイッチがモーターの外装に接触しているとモーターの温度上昇で低い電流でトリップしてしまいます。モーターの熱影響を受けない場所に取付ける必要があります。

【Walkera 5#8のレシーバーの設定】

Walkera 5#8のレシーバーは【SENSITIVE】と【EXTENT】が可変になっています。

「SENSITIVE」はE-Sky社の「GAIN」と同じく【ジャイロの感度調整】でラダー(左右旋回)の感度を変えられます。【時計方向】に廻すとラダー(左右旋回)の感度が低下します。逆に【反時計方向】に廻すと感度が上昇します。

「EXTENT」は【サーボの動作範囲】が変えられます。すなわち同じスティックの動きに対してサーボの動作範囲を変えることができます。【時計方向】に廻すとエルロン(左右移動)とエレベータ(前進、後退)の両方のサーボの動きが広くなりスティックを僅かに動かしても同じ機体の移動量が得られます。逆に【反時計方向】に廻すとサーボの動きが狭くなります。

機体を固定しておいて「EXTENT」を調整してサーボの動きを観察するとよく分かります。

なお、Walkera社のコントローラにはE-Sky社のような「PROPORTIONAL」ボリュームは付いていませんからもしもラダー(左右旋回)がプロポのトリム調整範囲外になった時はプロポを分解してラダー用ボリュームの固定位置を変えてしまえばOKです。但しこの場合はその機体専用のプロポになってしまいます。

【Walkera 5#8のモーターについて】


Walkera社のモーターには【ノイズ防止用ダイオード】が取付けられています。E-Sky社の場合は取付けられていないためコントローラーに逆接続(+、−)しても逆回転するだけですがWalkera社の場合は逆接続すると過大電流が流れてレシーバーが焼損してしまいます。トラブル対策として【ヒューズ】の取付けが有効です。

外観

側面

メインフレーム

メインフレーム組付け

スワッシュプレート(1)

スワツシュプレート(2)

コネクティングブロック

ローターヘッド

ポリスイッチ

キャノピィ

キャノピィ(正面)

テールトラス

レシーバーの設定

レシーバー

レシーバー(基板)

バッテリの滑り止め

バッテリ組付け

自作バッテリモニタ
【準備中】 【準備中】